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14日目:曲の展開(Aメロ・サビなど)

前回、曲の伴奏について解説したので、今回は曲の展開について学んでみようか。
そんな大掛かりな内容じゃないからサラッと聞き流してくれていいよ。

分かりました!聞き流します!

こら(笑)
作曲に慣れていない初心者の方には結構悩ましい問題だから、多少は聞いてくれ(笑)


作曲をする上で曲の展開を考えることは非常に重要だ。
展開を行き当たりばったりで作っていると、まとまりのない曲や、どこを聴かせたいのかが伝わりづらい曲になりがちだ。
また、ついつい同じ展開の曲ばかり作ってしまって、どの曲も似ている・・・ということも作曲あるあるだ。


曲の展開を表す用語

まずは曲の展開を表す用語にどんなものがあるかを確認してみよう。
バンドをやっている方であれば耳にしたことがある用語も多いかもしれない。

イントロ

イントロ(Introduction)は、歌に入る前の部分。
曲の導入部や前奏とも言われる。
そのため、歌がいきなり入るような曲にはイントロは存在しないということになる。

Aメロ

歌い出しのメロディ・フレーズのこと。

Bメロ

Aメロの次に出てくるメロディ・フレーズのこと。 Aメロの次にサビが来る場合は、Bメロがサビということになる。

Cメロ

Bメロの次に出てくるメロディ・フレーズのこと。
ポップスではサビにあたる部分となることが多い。

Dメロ

Cメロの次に出てくるメロディ・フレーズのこと。
大サビといわれる部分となることが多い。

ちなみに他にまた違うメロディやフレーズが来るとEメロ、Fメロと続いていく。
ポップスなどでは存在しないことがほとんど。

間奏

メロディ・フレーズの間の歌が入らない演奏部分のこと。
ギターソロはギターソロとして定義しがちだけど、実は間奏の一種。
だが、分かりやすく区別するため便宜上「ギターソロ」とする場合が多い。

アウトロ

イントロとは対をなす用語で、曲の終わり部分を表す。

サビ

楽曲の中で一番盛り上がる部分のこと。
ポップやロックでは最後にサビを持ってくることが一般的。

大サビ

大サビについては、2つの見解がある。

  • 2番の後にサビの部分を繰り返し演奏すること
  • 2番の後に新たにメロディ・フレーズを採用し、最後のサビに繋げる部分のこと

どちらが正しいということは本サイトでは言及しませんが、解説の便宜上、本サイト内では後者の方を大サビとして扱います。


Cメロ=サビではない?

基本的にポップスでは「Aメロ→Bメロ→サビ」という展開が一般的であるため、

Aメロ=歌の導入部で大人しい
Bメロ=Aメロから変化して、サビに繋げるもの
Cメロ=サビ

という印象が強いが、これは違います。
あくまでメロディ・フレーズの種類の順に、Aメロ→Bメロ→Cメロと定義していく。
そのため、頭からサビに入る場合はAメロがサビということになる。

※上記については自分が以前に学んだ内容でしたが、あまり一般的では無いため訂正します。

サビは一番盛り上がるという部分のことを差し、Bメロ、またはCメロのことを差します。 Aメロはサビとしては定義されないという説が有力です。。


曲の雰囲気から曲の展開を考える

思いつきで曲の展開を考えるのも良いが、出来れば曲の雰囲気から展開を考えることをおすすめする。
例えば、静かな曲であれば頭からサビに入るのではなく、Aメロ、Bメロと少しずつ盛り上げてあけていき、サビで一気に爆発させる、 というようにね。


同じメロディ・フレーズでも演奏を変える

例えば1番と2番でどちらもAメロを演奏する場合、歌詞も伴奏も同じだったら変化が無くて聴いている方からちょっと退屈だよね?
だから同じメロディ・フレーズでも歌詞や伴奏を変えると繰り返し部分に変化が生まれて、聴きやすくなる。

変化に富んでいる曲は、飽きがくるのも遅らせられる。
とはいえ、変化ばかりだと曲がゴチャゴチャしてまとまりに欠けるのも事実。
バランスを考えながら変化を付けていこう。

一番はギターだけ、二番はみんな

よくあるパターンとしては、一番のAメロは、伴奏がギターのバッキングだけ、2番がギターに加えてベース、ドラムが追加されているというパターンや、 最後のサビだけ、小節ごとにブレイクして盛り上がりを演出するというパターン。


ポップ・ロックの展開例

ここではポップスやロックの展開例を紹介する。
悩んだ時の参考にしてもらえればと思う。

展開例1:スタンダードなポップス

イントロ→Aメロ→Bメロ→Cメロ(サビ)→間奏→Aメロ→Bメロ→Cメロ(サビ)→間奏(ギターソロ)→Dメロ(大サビ)→Cメロ(サビ)→アウトロ

展開例2:サビを頭に持ってくる

イントロ→Aメロ(サビ)→間奏→Bメロ→Cメロ→Aメロ(サビ)→間奏(ギターソロ)→Bメロ→Cメロ→Aメロ(サビ)→アウトロ
イントロ→Cメロ(サビ)→間奏→Aメロ→Bメロ→Cメロ(サビ)→間奏(ギターソロ)→Aメロ→Bメロ→Cメロ(サビ)→アウトロ

展開例3:メロ→サビというシンプルな展開

イントロ→Aメロ→Bメロ(サビ)→間奏→Aメロ→Bメロ(サビ)→間奏(ギターソロ)→Cメロ(大サビ)→Bメロ(サビ)→アウトロ

ギターソロは必要か?

ポップやロックではギターソロが曲中に存在することが多い。
果たしてギターソロは必要だろうか?

これは曲次第・アーティスト次第というしかない。
曲の展開を考えた時にギターソロ的な盛り上がりが欲しい際には必要だし、そうでなければ不要だ。
現にミスチルやいきものがかりの楽曲ではギターソロが存在しない曲も多い。


ギターソロは必要か?

ロックバンドでは、曲を聴かせるだけではなく、アーティストとして聴かせるバンドも多い。
そういうバンドではギターソロは一つのアイテムであるため、必要とされることが多い。
GLAYやLUNA SEAやL'arc~en~cielといったバンドだね。
あとはヘビメタとかは早弾きが重要な聴きどころの一つだね。。


ギターソロ自体は減る傾向にある

とはいえ、ギターソロが絶対あるバンドはレガシーという認識があるのかギターソロは減っている傾向にある。
ギタリストの自己満足を満たすだけのギターソロなら不要というのが個人的な意見ではある。
(決してギターソロを否定しているわけではなく、曲の展開を考えてほしいということ)




◆まとめ

今回の講座『曲の展開(Aメロ・サビなど)』

  • Aメロ、Bメロ、Cメロはメロディの種類。種類が増えていくごとにDメロ、Eメロと続いていく
  • Cメロ=サビではない。頭からサビに入る場合はAメロがサビということになる。
    一番盛り上がる部分をサビと定義され、それはBメロまたはCメロが該当する。Aメロは歌い出しの静かな部分を示し、頭からサビで入る曲であっても、Aメロがサビになることはないとされているとのこと。
  • 曲の展開は思いつきではなく、曲の雰囲気から展開を考えるようにしよう
  • 1番と2番で同じメロディと演奏する場合、伴奏を変えるなどして変化をつけよう
  • ギターソロは、曲に対しての必要性を考慮して、入れるかどうか考えよう




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