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8日目:自宅での練習!クリーントーンと歪み系のポイントとは?

前回、自宅で練習する際のギターの音色(おんしょく)についてお話をさせていただきました。 そこで、今回はクリーントーンとオーバードライブやディスト―ションなどの歪み系の音とそれぞれの技術のポイントと練習時のアドバイスをしていきたいと思います。

クリーントーンでのポイント

クリーントーンを練習する上で重要なポイントは、「ピッキングの強弱」「ハンマリング・プリングの音量」「運指のなめらかさ」です。 全体的に、ダイナミクスや音の鳴らし方などの繊細な技術が要求されます。

ピッキングの強弱

アルペジオやバッキングのピッキングニュアンスや、アップ/ダウンストロークの音量差などに気を付けて練習しましょう。 大きければ良いというものではなく、粒を揃えるところは揃える、メリハリをつけるところはつけるというように、自分の頭の中のイメージ通りにコントロールできるか重要なポイントになります。

なお、ピッキング技術については下記講座でも紹介していますので、よかったらご覧ください。

ハンマリング・プリングの音量

音を歪ませていると、弦を抑えたり離すだけでも十分な音量が出ますが、クリーンギターでは技術による音量差が如実に現れます。 「言葉の意味から迫るハンマリング・オンとプリング・オフのコツ」でも解説していますが、原音以上の音が鳴らせるように心がけましょう。

運指のなめらかさ

一つの音を鳴らしてから、次の音を鳴らすまでの時間が長ければ長いほど、演奏のつなぎ目が自然になります。 これは例えば、コードチェンジの時に、指の配置を切り替える瞬間を短くして、音が鳴っていない時間をできるだけ短くするようにすることです。 スタッカートやカッティングでなければ、音を出来るだけ長く鳴らすことで、演奏がなめらかになり、それが曲の世界観をよりダイレクトに聴き手に伝えることができます。

★練習時のポイント★「演奏を録音しよう」

クリーントーンでの演奏は、リアルタイムで自分の耳で聴く以上に繊細であるため、うまく弾けているつもりでも実際はそうでもない・・・ということもあります。 レコーダーを用意して、録音をして聴いてみて、課題点を確認するという作業を繰り返すと良いでしょう。 練習を録音する程度であれば、本格的なレコーダーやMTRを使用しなくても、スマホやデジカメの録画、録音機能で十分だと思います。

歪み系でのポイント

一方、オーバードライブやディスト―ションなどの歪み系の音色で要求される主な技術は「ノイズの処理」「チョーキングのピッチコントロール」「ブリッジミュート制御」です。 特にノイズの処理は、歪みならではの難しさになります。

ノイズの処理

歪みの度合いにもよりますが、クリーントーンではノイズに悩まされる機会は皆無と言っても良いほどですが、歪みはそうもいきません。 ギターを弾いていない時のフィードバックノイズや、コードで本来弾かない弦が鳴ってしまう、というのが代表的な例です。 弾いていない時やコードで弾かない弦については、指の腹を軽くのせて、ノイズが目立たないように気を配りましょう。

チョーキングのピッチコントロール

クリーントーンの場合、音が減衰していくため、チョーキングのピッチが少しズレていても気になりませんが、ロック系の曲では、チョーキングを目立たせるためにやることが多いため、ピッチがしっかりと揃っていないと、正直ダサいです。。 特にユニゾンチョーキングの場合、2つの弦のピッチがズレていると音がビレてしまいます。 1音、半音、1音半などをチューナーで合わせて体に覚えさせて、繰り返し練習しましょう。

ブリッジミュート制御

ダイナミクスをあまり気にしない歪み系ですが、ミュートに関して言えば、音の消し方が音量や音の響きに大きく影響します。 大きければよい、小さければ良いということではなく、自分が頭で考えている響き具合と一致させるようにしましょう。 また、ブリッジミュートの右手の置き方によってピッチが変わってしまうこともありますので注意しましょう。

★練習時のポイント★「大胆に歪ませて練習しよう」

歪み系の練習時は、GAINやDRIVEを上げて、大胆に歪ませて練習するようにしましょう。 オーバードライブ程度の歪みだと、ノイズがあまり発生しません。 ライブハウスなどの会場では音量が上げるため、同程度の歪みでもフィードバックなどのノイズが発生する可能性があります。 普段から大げさなくらいに歪ませて練習しておけば、本番にノイズが荒れ狂う・・・なんてハプニングが起こるリスクも減らせます。

ただし、歪ませるとVOLUMEのつまみはそのままでも音量がどんどん上がっていきます。 近所迷惑で苦情が来て、練習が出来なくなる・・・ということがないようにヘッドフォンをつけたり、VOLUMEのつまみを絞るなどしてギターの音量には気をつけましょう。


この講座のポイントはココ!

クリーントーンを練習する上でのポイントは「ピッキングの強弱」「ハンマリング・プリングの音量」「運指のなめらかさ」。 いずれも繊細でスピーディな能力が求められる。

一方、歪み系の音色で要求される主な技術は「ノイズの処理」「チョーキングのピッチコントロール」「ブリッジミュート制御」。 特にノイズの処理は歪みならではの問題だ。

歪み系の練習時は、GAINやDRIVEを上げて、しっかりと歪ませよう。 余計なくらいにノイズが乗る環境で練習しておかないと、大音量の本番にノイズが荒れ狂ってしまう・・・なんてことを防げるね。




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