37日目:ギターアレンジのコツ

オリジナル曲の各パートにおけるアレンジのコツ紹介も今回で最後。
今回はギターのアレンジのコツについてだね。

いよいよハルさんの本領発揮ですね!

一応、本職がギターだしね。
とりあえずエレキギターでもアコースティックギターでも共通したアレンジのコツを伝えたいとは思う。


Point1:基本はバッキングかアルペジオかメロディか

ギターのアレンジは大きく分けて、「バッキング(ストローク)」「アルペジオ」「メロディ」の3つに分かれる。
ギターソロはメロディに含むものとします。

バッキング(ストローク)

バッキングはコードを押さえてストロークして弾く奏法。
和音が鳴るので音圧があり、勢いを表現しやすいのが特徴だ。
パンクやアコースティックでは恐らくほとんどがストロークだと思う。

またストロークパターンによって印象が大分変わる。
曲の展開を考えながらジャカジャカかき鳴らすのか、優雅にポロンと弾くのかというようなことを決めていこう。
ちなみにギターのコードとベースのコードは揃えるのが無難だ。


アルペジオ

コードを押さえて、音を散らして弾くのがアルペジオ。
音を別々に鳴らすため、音圧という意味では弱いが、曲に広がりやしっとりとした印象を使いたい時に使うと効果的だ。
基本的には、バッキングと同じくベースとコードを合わせて弾くのがコツだ。

だが、ベースやピアノ、他のギターのコードが変化していっても、アルペジオはコードを変化させずに弾くというアレンジも効果的だ。
BUMP OF CHICKENのギターで多く使用されている。


メロディ

メロディ、ギターソロは、ボーカルのメロディラインとリンクさせるように組み立てるのがコツ。
またギターソロはどの音域で弾いても大丈夫だが、ボーカルと同時にメロディラインを弾くような場合は、ボーカルの音域とか異なる音域で弾くようにしよう。
そうしないと、ボーカルが埋もれてしまったり、音がぶつかった場合に耳障りになってしまう場合がある。


Point2:ギターの本数によりアレンジを変えよう

1バンドには大抵の場合、1人か2人ギターがいると思う。
そのギターの人数によって、アレンジの方向性を考える必要がある。
(キーボードは、ギターが1人分として考える)

ギターが1人の場合

ギターが1人の場合は、ギター以外にベースしか音を鳴らすパートがいないため、どうしても和音が足りなくなる。
そのため、和音・音圧をケアすることを念頭にアレンジを考えよう。

どうしてもバッキング(ストローク)によるアレンジが基調になる。
しかし単調になってしまわないように、要所要所でアルペジオを加えたり、バッキングのリズムを変えたりして変化をつけるようにしよう。
エレキギターの場合は、クリーントーンだと物足りなくなりがちなので、オーバードライブかクランチ程度の歪みは欲しい。


ギターが2人の場合

ギターが2人いる場合は、アレンジの幅が広げやすい。
一人がコードをバッキングで弾いて、もう一人がアルペジオやメロディを弾くということが可能だからだ。
また場合によっては2人でバッキングを弾くことで音に迫力が出る。


それぞれのギターの差別化を

注意する点としては、2人の音の差別化を図る必要があることだ。
2人が同じような音で同じコードを弾いていると、一体どちらの音なのかの違いが分からず、せっかく2人もいるのに埋もれてしまう。

そのため、まずは音作りから気を配ろう。
例えば片方がクリーントーンなら、もう片方はオーバードライブ、片方がとがった音ならもう片方が柔らかい音にするというようにね。
またバッキングを2人で弾くなら、ポジションを変えて弾くのも有効だ。
何も考えずに、同じ音で同じポジションでバッキングを弾くというのはやめようね。


Point3:バンドの色付け役という自覚を持って

ギターは、バンドの色付け役存在。
だからオリジナル曲の世界感を強調するのはギターの役目。
バンドでどういった曲に仕上げたいのか、方向性を確認してアレンジに励むようにしよう。

また料理では変な味付けをしてしまうとせっかくの素材が台無しになるように、ギターもアレンジも間違えば、曲やバンドをぶち壊してしまう。
責任感を持って、アレンジや音作りに取り組むのがコツだ。


Point4:ギターは音作りが生命線

ギターでは、音作り、つまりはギターからどんな音質の音を鳴らすのかが非常に重要。
アレンジがどんなによく出来ていても、音作りがダメだと耳障りになり、バンド演奏がボロボロになる。
音作り失敗例としてありがちなのが、以下のようなケース。

  • 音が大きすぎる
  • 高音域が強すぎて耳が痛い
  • 音を歪ませすぎて、芯がなくなり、鳴っている音が分からない

自分だとどうしても主観的になってしまうので、他のメンバーに確認してもらって音作りでコケるなんてことがないようにしよう。



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◆まとめ

今回の講座『ギターアレンジのコツ』

  • ギターのアレンジは大きく分けて、「バッキング(ストローク)」「アルペジオ」「メロディ」の3つに分かれる
  • ギターが1人の場合は、和音・音圧をケアすることが重要であるため、バッキング(ストローク)によるアレンジが基調になる。
  • ギターが2人いる場合は、アレンジの幅が広げやすいが、それぞれのギターの弾き方、音質で差別化を図ろう
  • バンドの色付け役存在という自覚を持ち、バンドでどういった曲に仕上げたいのかを常に考えよう
  • ギターは音作りが生命線。アレンジがどんなによく出来ていても、音作りがダメだと耳障りになる

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