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39日目:メンバーと方向性が合わない…

今回からは、バンドメンバーに関するいろいろな問題について話していきたいと思う。
バンドメンバーはあくまでも他人である。
だから普通の人間関係と同じで、問題が起きてしまうことが度々あるよ。

バンド内で揉め事起こして、仲が悪くなって解散…とかよく聞きますよね。
せっかく組んだバンドなのになんだか悲しいです。

そうだね。
「バンドメンバーの方向性が合わない」という問題はどのバンドでも度々起こる問題だ。
なかなか根が深く、シビアな話だが今回はこれについてどう向き合うべきか立ち向かうべきかを考察してみよう。


バンドの方向性って何だろう?

とりあえずまずバンドの方向性って何だろう?
バンドの目的、ジャンルなどいろいろな要素があると思う。


バンド活動の方向性

まずはバンドをどのように活動していくかという点。
これはバンドの目標と言い換えてもいい。
「プロになりたい」「バンド活動を通して楽しい時間を過ごしたい」「土日のライフワーク」「初心者だけど好奇心からバンドやってみたい」 などなどいろいろあるね。


シビアな問題だけに解決は難しい

この問題は、ズレはなかなか生じないけど、一度ズレてしまったら修復は難しい。
例えば、プロになりたい人と、土日だけ楽しみたい人がメンバーだったら、その溝はどうやっても埋まらないよね?
バンド活動の方向性が問題になるのは、金銭的や将来、スケジュールなどシビアでデリケートな話になってくるからだ。

そのために、バンド活動が始まる際にしっかり確認しておくことでリスクを減らすことは出来る。


バンドの音楽性

バンドの音楽性も大きな問題だね。
本当はロックやりたい人が、ポップスばかりやらされているとフラストレーションが溜まるもの。
日頃からメンバー内でコミュニケーションを取って、互いの音楽性には気をかけておこう。


人間性・考え方

これは純粋にコミュニケーションの問題。
誰だって好き嫌いはある。
生理的に合わないという場合だってある。

しかしそういう場合を除けば、普段の言い方や接し方に気を遣っていれば、未然に防げる問題だ。
メンバーには敬意を持って接していればそうなることはない。




「ま、いっか」に要注意!

バンドの方向性は、バンド活動を続けていると少しずつズレてきていても、あまり気にならなくなってしまうもの。
実はバンド活動において「ま、いっか」とか何となく続けているのはとても危険。
手遅れになってから気づいてしまっても、バンドの空気悪化や瓦解を恐れて、みんな仮面をつけるようになる。。


何のためにバンドをやっているのか?

ここでそのバンドでバンド活動を続けている意味・目的を一度振り返ってみよう。
「こういう活動がしたい」「こういう音楽がしたい」とかいろいろと出てきたりしないかな?

もしも、出てくるメンバーがいるなら、そのことについてしっかり話し合いをしよう。
モヤモヤした気持ちを持ったままバンド活動を続けていてもモチベーションは維持できないし、何より楽しくない。
そんな状態じゃいつかバンドはひび割れていく。


バンド瓦解を怖がるな!

率直な話をすると、方向性について話し合うと、大抵もめる。
メンバー脱退や下手したらバンド解散なんてことも当然ある。
だけど、それを怖がらず本音をぶつけ合ってほしい。


バンドは続いていることが奇跡

バンドはいろんな人が集まって一つのサウンドを創り上げるもの。
そんな集まりだから。、普通の友達とは違い、関係が続けていること自体が奇跡。
とはいえ、続けることが目的になっては意味がない。


本音をぶつけて共有出来たバンドが一人前のバンド

そんな状況だから、「このバンドで頑張りたい」というフォア・ザ・バンドの精神を持ち続けないと高い意識での音楽は難しい。
方向性について本音をぶつけて、壊れるバンドならそれまでのバンドだったこと。
やれることをやり切った後なら、すっきりとした気持ちで次の活動に向かえるはずだ。

一方で、思いっきり本音をぶつけて分かりあえたバンドだったら、それはすごいことだ。
そういうバンドが本当の意味で「みんなで一つの音を創る」ということなのだと思う。
そんなバンド活動はとても楽しく刺激的で、魅力的であることは間違いない。


音楽が出来る瞬間を、大切に

今回の講座では、「メンバーが抜けること」「バンドが壊れること」そして「すぐ次のバンドを向かうこと」を軽く考えていたり、推奨しているように感じる表現もあるかもしれません。

しかし、決してそのような意図ではありません。
当方自身も長くバンド活動をしており、いいこと悪いこといっぱいあったうえで、感じたことが「もやもやしたバンドは楽しくない」ということです。

音楽を出来る時間は限られていますし、お金もかかります。
何よりもしかしたら明日何かが起きて、出来なくなるかもしれません。
そうなった時に後悔してほしくないのです。

その前提で、より楽しいバンド活動をする上で、バンドから抜ける、終わるというのも一つの選択肢であるということを示しております。
今回からはそういったちょっとシビアな面にも触れながら「バンドメンバー編」を掲載していきたいと思います。




◆まとめ

今回の講座『メンバーと方向性が合わない…』

  • バンド活動の方向性のズレは解決は難しい。そのため、バンド活動が始まる際にしっかり確認しておくこと
  • モヤモヤした気持ちを持ったままバンド活動を続けていてもモチベーションは維持できないし、楽しくない。そんな状態ではバンドはひび割れていく。
  • バンドは続けることが目的になっては意味がない。バンド瓦解を恐れず、本音をぶつけた先に希望がある
  • いつ音楽が出来ない状態になっても、後悔しないようにしてほしい。そのためにバンドから抜ける、終わるというのも一つの選択肢ではある



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