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56日目:ライブ音源・DVDで自分たちを客観的に振り返ろう

この前のライブ、お疲れ様でした。 結構いい感じでしたね!

・・・確かにそんな気はしたけど、本当にそうかな?

・・・え?

自分たち側ではミスも少なかったし、今ある力をある程度は出し切れたとは思う。 だけど、お客さんからはどう見えているのだろうか。 今回は自分たちの出来という視点ではなく、見ている側からどう見えているのかを振り返ることについて触れていこうと思う。

ライブを客観的に振り返るために

まず自分たちのライブを客観的に振り返るためには、お客さんの「○○だったよ」という声や、会場のみんながノッてくれていたといった雰囲気や抽象的な反応だけでは不十分だ。 お客さんが気を使って言ってくれたのかもしれないし、ノッているように見えていただけかもしれない。 そして、自分たちで「自分たちがどう見えていたか」という点について振り返ることができないからね。

確かな記録である音源・映像を確保しよう

ライブ録画DVD

そのため、ライブを行う際には、ライブ後に確かな記録を確認できるように音源や映像を確保しておこう。 大抵、どこのライブハウスでも音源や映像をCDやDVDにして残してくれる。 有料のところが多いけど、自分たちの長所や課題を見つけるための投資だと思うようにしよう。

客席からの音源や映像もあるともっと良い

さらに客席からの音源や映像があると、もっとよいね。 ライブハウスでとってくれる音源は、ライン撮りのみのところとかもあるから、実際に客席からはどのような音で聴こえていたのかが分からないこともある。 ありがちなのが、エレキギターの音を歪ませすぎていて、ラインでは拾えているけど客席までは音が届いていない・・・とかね。

あと映像もステージ上にのみフォーカスが当たっていることが多く、客席からバンドがどう見えているのかを見ることが出来ない。 ライブハウスに許可をとって、客席側の足元にレコーダーを置かせてもらったり、友達やバンドのスタッフさんにビデオカメラやスマートフォンなどで動画を撮影してもらおう。 最近のレコーダーやスマホは品質が高いので、充分役に立ってくれるはずだ。

私もiPhoneを使ってますけど、音割れも少なく結構きれいに録画・録音ができますよ!

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見るべきポイントは個々とバンド全体

音源やDVDなどで振り返る際に注目する点は、「個人」と「バンド全体」だ。 まずは自分のパートの演奏で、良かったと思う点や修正・改善すべき点を洗い出し、次のバンド全体で、洗い出す作業を行おう。 自分の演奏を分析してからじゃないと、自分とバンドのどちらの課題点かが分かりづらくなるからね。

自分が良かった・良くなかった点が、必ずしもバンド全体ではそうだったとは限らないということですね。

その通り。 個々の演奏が良くても、バンド全体の音量バランスや音質がまとまっていなかったり、ドラムとリズムが合っていなかったりと、それぞれ違った課題点が出てくるものだからね。

メンバーのノリは合っている!?

ライブパフォーマンスは、人それぞれ。 激しく動いて感情を表現する人もいれば、しずかに動いて冷静にクールにプレイする人もいる。 そのどちらも正解なんだけど、メンバー同士のノリは合っているかな?

バンドメンバーなら、みんな同じような動き方をしなきゃいけないってことですか? シャイなメンバーと激しいメンバーが一緒にいたら大変ですね。

そんなことはないよ。 逆に違っていることがバンドにメリハリを利かせてくれることだってよくあるからね。

重要なのは揃うべき点が揃っていることかな。 例えば、決め所のブレイクではみんなが体の動きを止めるとか、サビではみんなジャンプしながら演奏するとかね。 そういうのは事前の打ち合わせとかでしっかりと詰めれる部分だからね。

あとは、体の動きの大小は違っても別に気にならないけど、縦ノリと横ノリが混ざっているとバンドがばらばらに見えたりするもの。 ライブのDVDや動画を振り返って、その辺りが統一されているかを確認しよう。

目立つパフォーマンスがしたいなら横の動きを使おう

ライブで目立つパフォーマンスをしたい時もあるよね。 そういう時は、横の動きを積極的に使うことで、体の動きが少なくても動きが目立つ。

逆に体を縦に動かす動き(首を上下に振るヘドバンなど)は、思い切って大きく動かさないと、なんだか中途半端に見えてしまうことも多い。 動きが大きくなると、ミスも増えたりするから注意が必要だね。



お客さんの反応はあてにならない!?

客席の映像を見てみる時に注意するべき点がある。 それは、お客さんの真意を読み取るのは難しいということ。

例えば、最前列でノリノリにノッてライブを一緒に盛り上げてくれたお客さんは、バンドにとっては嬉しく、心強い存在であることは間違いない。 だけど、単にノることが大好きで、曲はあまり聴けていなかったという人もいずはず。

逆に客席の最後尾で無愛想な表情で腕を組みながら聴いているお客さんが、自分たちのバンドの演奏を気に入っていないとも限らない。 ただ純粋に音楽を聴くのが好きな人だって少なくないからね。
(特にアコースティックやジャズ系、ピアノ弾き語りみたいなジャンルだと特に)

演奏中にひたすらスマホをいじっていたり、ステージ上なんか見ずに談笑しているような分かりやすい人でなければ、お客さんが気に入っているかどうかなんて分からないってことだね。 ただ、良い演奏には思わず拍手したくなるのが音楽好きというもの。 いっぱい拍手をもらえた時には、ある程度はお客さんに気にいってもらえたという指標にしていいと思う。

分かりました! お客さんの反応がないとついつい不安になってしまいますが、これからは気にしないようにします!

ライブ振り返る時は一お客さんとして

上記のようにお客さんの反応を観察しても収穫はそんなにない。 だから、ライブを振り返る際には、自分たちが一人のお客さんとしてライブを見に行った・・・そんな気持ちでバンドの演奏を振り返っていくのがよい。

それこそがまさしく客観的な視点というわけですね。

文字通りだね。 毎回のライブでしっかり反省会をして、振り返っておくと、個人もバンドも大きくレベルアップする。 そんな機会を見逃さずに、しっかりと糧にしていってほしいと思う。




◆まとめ

今回の講座『ライブ音源・DVDで自分たちを客観的に振り返ろう』

  • 自分たちのライブを客観的に振り返って反省するためには、雰囲気や抽象なものではなく、音源や映像を記録しておくべきだ。
  • 音源や映像で振り返る際には、自分の演奏を分析してから、バンド全体の反省を行おう。自分の良かった点・悪かった点=バンド全体の良かった点・悪かった点ではないことを認識しておこう。
  • メンバー間でのノリの大小の差は気にする必要はないが、縦ノリと横ノリが混ざるとばらけて見えるかも。また、ブレイクの部分やサビでのバンド全体での動きは決めておいた方がまとまり感が出る。
  • お客さんの反応は、真意が分からないためあまり参考にならない。自分たちが自分達のライブを見に行った気持ちで、音源やDVDを見てどう見えているのかを分析することが重要だ。




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