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26日目:バンドのまとまり論② -音のバランス-

前回はリズムの面でのバンドのまとまりについてだったね。
さて今回は「音のバランスにおけるバンドのまとまり」についてだよ。

今回もよろしくお願いしまーす。
(聞けば聞くほど初心者の私には大変な想いがしてきて疲れるけど)

さて、この前のスタジオで練習したけど、バンドメンバーの音を聞いてどう思ったかな?

どうってみんな演奏うまかったですよ?

そういう意味じゃないよ(笑)
各パートの音質や音量のバランスはどうだった?

んー、、、大体よかったけどベースがちょっと聞こえづらかったかな。
あとボーカルも。


バンドの主役はボーカル!他は黒子に徹しよう

なるほどね。
それはバンドとしては致命的だね。

え、致命的?

ポップやロックのバンドの主役はボーカルなんだ。
だから他のパートはいかにボーカルを目立たせて、良くみせることができるかにかかっている。
そういう意味で「ボーカルがあまり聴こえなかった→バンドとしては致命的」ということになる。

もちろん例外はあるけど、原則ね。

そういうものなんですか。

これはたとえば芸能界で活躍しているアーティストを見れば分かると思う。
aiko、安室奈美恵、miwa、YUIなどソロで活動しているアーティストはいっぱいいるけど、その99%がボーカルでしょ?

そういえば・・・。
でもバンドの場合もそうなんですか?

バンドも似たようなものだよ。
いきものがかり、the brilliant green、BUMP OF CHICKEN、L'arc~en~ciel、B'z、サザンオールスターズ、JUDY AND MARY…
そのほとんどのバンドで一番有名だったり、目立ったり、人気があるのがボーカルでしょ?

わー、本当だ。。

幅広い世代から長く支持されているMr.Childrenだって、ボーカルの桜井さんはすごい有名だけど、 他のメンバーは失礼な話だけどファンの人じゃない人にはあまり知られていなかったりする?

・・・的確すぎて言葉も出ませんね。

そういうことで、ボーカルをいかに際出せてるかがバンドのまとまりを考える上での最重要事項なんだ。
だから各パートの人は、自分の音ではなく、バンド全体の音で考えていかなければならない。


音量バランスはボーカルがしっかりと聞こえるように意識しよう

ギターの人が目立ちたいと思ってギターの音量を上げるとする。
確かにギターの音は大きくなってギター本人は目立つのかもしれないけど、 代わりにボーカルをはじめとした他のパートが聞こえづらくなってしまう。
バンドとして伝えたいことがしっかり伝わらないなんて日常茶飯事だ。

確かに、ライブとかでギターの人が音が大きすぎることがよくありますね。
あれって正直聴いている方は耳が痛いし、聴く気が無くなってしまうんですよね。

それを考えると、バンドの音量を整えることで、バンドのまとまり感が上がっていくわけですね。


音作りもバンド全体で考える

またバンド全体の音を考えるとは、音量バランスだけではない。
音質・音作りもバンドのまとまりという意味では重要だよ。

音質・音作りですか。。

音質や音作りも各パートが自分の音としてではなく、バンド全体の音で考える必要があるよ。
たとえば、いきものががりのバンドでドラムの人がデスメタル並みに激しいドラムをしてたらどうかな?

それはちょっと・・・いきものがかりのしっとりとした世界観を壊してしまっていますね。。
つまり、自分達が表現したい音をメンバーみんなで共有して音作りを考えていくことが、バンドのまとまりを生むということですね。

まさしくその通り!
さっきの例はあまりに分かりやすいけど、実践的な例としては、

  • しっとりとしたバンド・曲調では高音を強調したキンキンくる音作りはイマイチ
  • ノリノリが身上のバンドで中音域が重たいダボッとした音はバンドのノリが失われてしまう

まぁこれはホンの一例で、ケースバイケース。
バンドメンバーみんなでじっくり考えながら作り上げていくのが重要だ。
自分の好みというのがあるのは理解できるんだけど、まとまりのあるバンドにしたいのなら、バンドのことを考えて引くことも大事だよ。

意識を共有することで、みんながみんなの音を聴くようにもなるから、やっぱりバンドのまとまり感は上がっていくよ。
正直、大変で難しいけどバンドの一体感が生まれるし、やっぱりいいものが出来た時はうれしいから頑張っていこう。




◆まとめ

今回の講座『バンドのまとまり論② -音のバランス-』

  • 基本的に主役はボーカル。ボーカルを引き立たせるために各パートは黒子に徹しよう
  • 音量バランスは、個人ではなくバンド全体で考えるようにしよう
  • 自分の好みではなく、バンド全体で表現したい音をメンバーみんなで共有して音作りを考えていくことが、バンドのまとまりを生む




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