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10日目:バンドのスタジオ練習でのコツ

バンドのスタジオ練習は、バンドメンバーが集まって練習できる貴重な時間です。
その時間を有意義なものにするためのコツ・ポイントを紹介します。
効率の良いスタジオ練習を行うことで、バンドも上達するしモチベーションも上がる。
スタジオ練習は気合を入れて臨むようにしましょう。

本講座は特にこんな人におすすめ

  • スタジオ練習が初めての方
  • 効率の良いスタジオ練習のコツを知りたい方


~初回のスタジオ練習前日~

ハルさん!

どうしたの?
急に呼び出して。

明日がいよいよバンドのスタジオ練習じゃないですか。。 何かスタジオ練習のコツはありますか。。

そういうことか。
じゃあスタジオ練習でのコツとかポイントを伝えておくね。


スタジオ練習のコツ・ポイント

個人練習に走らない

たまにスタジオ入って準備が終わったらひたすら個人練習をしている人がいるけど、あれはNGだ。
何のためにメンバーでスタジオに入るのかを考えてみよう。
自分の練習なら家でしておくか、スタジオに個人練習で入っておくべきだ。
あやふやな箇所を曲と曲の合間にだけ復習する程度にとどめておこう。

メンバーでスタジオに入るということはメンバー同士で音を合わせる貴重な時間だ。
だから個人練習に走るのではなく、メンバーの音に耳を傾けたり、合わせるのが難しい場所をみんなで合わせるなど、一人ではできない練習をするのが大事だよ。


音量バランスに気をつけて

スタジオ練習では自分の音を主張しすぎてはいけません。
もちろん自分の音がメンバーに聞こえることは前提条件ですが、それによって他のメンバーの音が消されてしまってはいけないので、音量バランスには気をつけましょう。

音量を上げても他のメンバーが聞こえないという場合にはアンプなどの向きを変えてみましょう。
特に中音・高音を担当するギターの場合は、音の指向性が高いため、アンプの向きはとても重要になります。
なるべくスタジオの中央の方に向けるようにするとスタジオ全体にバランス良く音が行きわたりやすいと思います。

また音量を大きくしても、メンバーみんなの音量バランスが取れない場合には、逆にみんなの音を絞ってみましょう。
コツとしては、ドラムの音量に合わせるのがよいと思います。(ドラムの音量は変えられないので)
スタジオの大きさに対して、絶対的な音量が大きすぎる場合はこれでバランスをとれるようになります。
自分の音ではなく、バンドの音を聞くようにするのがコツです。


遅刻したメンバーを責めない

バンドのスタジオ練習で、よくあるのがメンバーの遅刻です。

バンドマンは時間にルーズな人が多いのか遅刻自体は日常茶飯事と言っても良いほどです。
ただし遅刻といっても、荷物が多くて重たくて時間をとってしまったり、体調不良、電車や車の遅延など様々な理由があることもあります。
それで都度メンバーを責めていたのではバンド練習に来るのがどんどん気が重くなってしまうものです。
(もちろん、遅刻した人が悪いですが)

そういう時は笑って済ますような心の広さを持つことが大切です。
逆に遅れた人抜きで曲を練習してみると意外な点を発見したり、遅れた人がいかにバンドを支えていた かも分かったりもするので新鮮ですし、良い練習にもなります。
なんでもプラスに捉えるようにするのが、バンド練習のコツです。


練習曲はかならず覚えてこよう

練習曲はしっかりと覚えてからスタジオに来るようにしましょう。 これは最低限のマナーです。

すべてを完全に覚えてこれなかったとしても曲を全体で通せる程度には頑張りましょう。
曲を覚えてこないと通すことができないし、曲のアレンジなどにも参加できません。
他のメンバーにとても負担がかかるし、スタジオで覚える練習をするのは効率が悪いし、はっきりいって時間の無駄になってしまいます。
練習曲は必ず覚えてくるようにしてください。

ただし、覚えてきて練習してきて弾くことが出来ないのは仕方がありません。
「弾けない」と「曲が分からない」は決定的に違います


あとはなによりスタジオ練習を楽しもう

なんか余計に不安になってきたんですけど・・・。

でも今のはとても基本的なことだし、難しいことでもない。
練習はしてきたんでしょ?

はい!
うまく歌えるかは全く保証できないですけど、歌詞とか見ないで歌えます。

じゃあ大丈夫だよ。
理結ちゃんが不安に思っているということはみんなも不安に感じている部分があるということだよ。

それに最初からみんなが完璧に演奏できて合わせることが出来るなら、練習自体が必要ないって話になってしまうよ。
そんなことはないから、みんなで顔を合わせて出来ないところを洗い出したり、展開を確認したりして、トライ&エラーを繰り返してクオリティを上げていくものなんだ。
だからみんなで楽しく頑張っていこうね。

そうですね、、、はい!頑張って楽しみます!




◆まとめ

今回の講座『バンドのスタジオ練習でのコツ』

  • スタジオ練習では個人練習に走らない
  • 音量バランスに気をつけて
  • 遅刻したメンバーを責めない
  • 練習曲はかならず覚えてこよう

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バンド入門講座コンテンツ

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音楽スタジオ練習編

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