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32日目:ライブでの良いMC・悪いMCとは?

ハルさん。
この前、ライブでMCしていたじゃないですか。

そうだね。

ぶっちゃけ、どうでした?
緊張してうまくしゃべれなかったし、トークのネタも面白くなかったかもしれない。。
友達のライブ見に行ったら、どのバンドも話もうまいし、堂々と話していたんですよね。

確かにトークがうまいと、バンドを魅力的に表現できるし、見ている方も楽しいよね。

やっぱり私、まだ初心者だし良いMCとか分からなくて悩みます。。
どう見られているのかとか。

確かにそうだよね。
多分悩んでいるのは、理結ちゃんみたいな初心者だけじゃなく、ベテランの人でも悩んでいると思うよ。
今回は、良いMCと悪いMCについて考察してみようか。


そもそもMCって何?

よくライブ直前にバンドメンバーと「今度のライブ、MCどうする?」といった話題は挙がる。
そして「今回面白いネタがないから、何喋ろう…」という話にもなる。

でもその前にMCって何だろう?
MCは、「Master of Ceremonies」の略のこと。
もともとの意味は、司会者。進行係。式場係のことだね。
それが、転じて演奏者のおしゃべり・トークということになった。

つまりは、ライブの進行係ということなんですね。
でも実際にライブ行くと、司会者っぽい話をするバンドさんって意外と少ないですよね。

そうだね。
多分、MCの本来の意味を知らずに「MC=おしゃべり」と認識しているか、またはバンドの雰囲気・個性を出してお客さんに印象づけるために面白いおしゃべりを目指すようになったんだろうね。


悪いMCとは?

では、とりあえずまずは悪いMCから考えてみようか。
悪いMCとは、ライブを見ているお客さんや、対バンの人、ライブハウスのスタッフさん達を不快にさせる、または聞く価値もないと判断されるMCのことだ。


「やる気がありません」

たまにライブのMCで「今日はやる気がありません」「全然練習出来ていません」とかそういう話を耳にする。
ハッキリ言ってこんなのは問題外。
練習不足・やる気がないバンドに、ステージの上に立つ資格はない。
ただ、何らかの事情でモチベーションが上がらない、練習時間が取れなかったとしても、それを口に出すのはNGだ。

「今日はお客さんも少ないですが」

ガラガラのライブハウスでのライブを経験した人は多いと思う。
そこでついつい出てしまいがちなのが「お客さんが少ない」という言葉。
これは見に来てくれたお客さんに対して、失礼極まりない言葉だ。
こんな言葉を聞いたら、二度とそのバンドのライブに行こうなんて思わないだろう。

お客さんを呼べないのは間違いなく自分達のせい

そもそもお客さんがたくさんいないのは、自分たちのせいだ。
そのことを認識していれば、こんな言葉は絶対に出てこない。

また、お客さんによって、モチベーションが変わるようなバンドはお客さんはついてこない。
お客さんが何人だろうと、たとえ一人だろうと変わらず全力を尽くすのがマナーであり、バンドマンとしての前提条件。
バンドから見たらお客さんは不特定多数かもしれないが、お客さんからしたら見に来たバンドは常に一つだということを肝に銘じておこう。

名指しで何かを非難・中傷する

またステージ上は、ある意味公共の場だ。
ライブを見ている人にはいろんな人がいて、いろんな考え方がある。
そのような場で、誰か・・・例えば、別のアーティストや地名、何かのチームなどを非難・中傷してはいけない。

人それぞれ、好きなもの、誇りに思っているものはそれぞれ。
それをけなすようなMCは、およそライブ進行役のやることではない。

確かに今挙がった話をされたら、見ている方は不快な思いしかしないですよね。
こういうMCは避けるように気をつけます。。




良いMCに正解はない?

一方、良いMCについて考えてみたけど、、、これに正解はないと思う。
これをやっておけばOKみたいなルーティン的なものでもないからね。

えぇー!?
何かいいコツがないかと思って相談したのにー(笑)

いろんなライブを経験して思うけど、○○だから面白かったっていうお決まりのパターンはないね。
ただ、こういうMCなら良いかもしれないというのはある。


ほっこり心が温まるいい話

たとえば、最近あったほっこり心が温まるいい話は、聞いている方も心が癒される。
また出演者から心のこもった感謝の言葉なども、見に来たお客さんからしたら嬉しいはず。
ただし、話が長すぎるとダレてしまうので、簡潔にまとめるのがコツだ。

役・設定になりきるMC

前に聖飢魔IIのコピーバンドのライブを見に行った時に、バンドメンバー全員が化粧ばっちり。
ボーカルの人が閣下になりきってMCをしていたが、あれはすごいよかった。
すごい手が込んでいるなとも思うし、元のバンドのファンの人は、見ていて嬉しいはず。
そうやってバンドで設定した役になりきったMCはまさしくエンターテイメント。

ただし、役になりきるというのは、度胸も必要だし、なりきる練習も必要。
中途半端になってしまうと、ダサいし、痛くなってしまうので、やるなら恥ずかしがらずに真剣に。

素の部分を見せるMC

演奏以外で、バンドの雰囲気をお客さんに伝えられるのがMCの大きなポイントだ。
そこで、純粋に自分たちの素の部分をさらけ出すMCも見ていて面白い。

お客さんはやっぱりバンドの人達がどういう人間なのかは興味が湧くもの。
演奏が素敵だったらなおさらね。
だから変に気取らず、等身大の自分達を見せるのもMCとしては良いと思う。


笑わせるMC=良いMCではない

なんだ。。
MCってウケないといけないとか、楽しませないといけないと思っていたけどそんなこともないんですね。

確かに笑えるMCは面白いし、良いMCだと思う。
でも逆に滑ってしまうと、見ている方も微妙に感じてしまう。
誰もがお笑いのセンスを持っている訳ではないし、お客さんも誰もがお笑いだとか楽しいトークを求めている訳でもないからね。

演奏・MCを含めたライブ全体を通して、お客さんが楽しめればそれが一番なんだ。
そもそも、お笑いを求めているならお笑い番組でも見ている方がいい。
大事なのは、演奏している人の内側の部分だね。


ステージからの声は届いている

MCをしていて、お客さんの反応が無いと不安になるかもしれない。
でもお客さんはちゃんと話を聞いていてくれているから大丈夫。

自分らしく、自信を持って話せばお客さんには必ず伝わる。
もしかしたら、表には出さないけど、心の中では楽しくてニンマリしているかもよ?

そうなんですね。
分かりました!
私らしいMCを心がけたいと思います。

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◆まとめ

今回の講座『ライブでの良いMC・悪いMCとは?』

  • 悪いMCとは、ライブを見ているお客さんや、対バンの人、ライブハウスのスタッフさん達を不快にさせる。
  • 「今日はやる気がありません」「今日はお客さんも少ないですが」といったお客さんに失礼はトークは論外
  • 人それぞれ、好きなもの、誇りに思っているものはそれぞれ。それをけなすようなMCはNG
  • 笑わせるMC=良いMCではないので、自分たちらしいMCを心がけよう。




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