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音作り編10日目:ピック・シールド・弦など馬鹿にできない音作りの脇役たち

音作りは、ギターとアンプ、エフェクターで完結すると思っていませんか?
実は、他にも多くの要素が絡み合い成り立っているのです。
一言で言えば、ギターを弾いた瞬間からアンプやスピーカーによって音が出力され、耳に届くまでの間のすべてが影響してきます。
今回の音作り講座はそんなお話です。

ピック

ギターは弦を弾いて、その信号を取得してアウトプットに出力します。
その「弾く」という行為で音は変わります。
音づくりの面で言えば「ピック」です。

硬さと形状

例えば、指弾きとピック弾きだと音が違いますよね?
それと同じようにピックでも形状と硬さが違えば音は変わります。
硬いピックなら硬い音に、やわらかいピックなら音も柔らかくなります。
形状が尖っていれば鋭い音になり、丸くなっていれば丸いやわらかい音になります。
特にストロークでその違いは顕著です。

弾きやすさと音作りで相談

とはいえピックの場合、弾きやすさも重要なトピックです。
ピック選びは弾きやすさと音作りの両面から選ぶと良いと思います。
ピックが与える影響はそんなに大きくはないですが、音作りに影響しているということを認識してくださいね。

エレキギターの弦

ピックと同様にエレキギターの弦の種類によっても音は変わります。
また弦の状態も音の品質に大きく影響します。

弦は月に1回は交換した方が良いと言われている

一般にエレキギターの弦は月に1回は変えるべきだと言われています。
弦の状態を考えればそれは至極もっともです。
弦が錆びると、音の抜けや音圧が著しく低下します。
そのため、弦を錆びた状態で音作りを行っておくと、弦を交換したての際にその音質の変化に戸惑うことがあります。
音作りは「弦が新鮮な状態」の時に行っておきましょう。

とはいえ、理想はともかく現実はどうもサボり気味になりますね。
弦にかかる費用も馬鹿になりませんので、錆びさせてしまうのが悪だとは思いません。
しかし、ライブやレコーディングの前には必ず弦を換えて、新鮮な状態で本番を迎えましょう。



弦の太さも考慮しよう

エレキギターの弦には「9-42」や「10-46」といったように同じ弦の種類でも太さ・重さが異なるバリエーションが存在する。
これは弾きやすさによる違いもあるが、当然音にも影響がある。
細い弦ほど透明感のある音で音抜けはいいけど、音圧は弱い。太い弦はその反対。
たまにはゲージの違う弦を使ってみて、違いを確認するのもいいですね。

シールド

シールドは同じ長さでも価格がメーカーごとに違いますよね。
それは音を通す効率が違うからです。
最高のシールドは「音のよいシールド」ではなく、「元の音を全く変化させずに、出力する」ものだと思います。

また、同じメーカーの同じ型でも長さが長ければ長いほど、音は劣化しやすくなります。
ライブでは長いシールドも確かに必要ですが、不要なほど長いケーブルは控えるように意識しましょう。
(極端な話だとエフェクター間のシールドに7mのシールドを使うということは避けよう)

部屋の湿気も影響

またアンプから出た音がリスナーの耳に届くまでには、会場の空気を通ります。
会場の湿気といった部分も音作りに影響してきます。
湿気の制御は、プレイヤー側からは出来ませんが、音作りでカバーすることは可能です。
湿気の高い部屋では、高音の通りが悪いため、中低音が強調され、こまった音になります。

そのため、トレブルを強めにして中低音をやや弱めにしてバランスを取るとよいと思います。
もしくは歪みを下げて、音の芯を残したり、リアーピックアップを使って硬い音に変えたりといった工夫が重要になってきます。

立体的に音作りを考えよう

ギターで音作りをしている場合、エフェクターならエフェクター、アンプならアンプと平面的に音作りを考えがちです。
あくまでゴールは、「お客様の耳に届く音」であることを忘れずに、ギターから出る音の通り道を立体的にイメージして、音作りを考えられるようになると、ギタリストとして大きなプラスになると思います。


この講座のポイントはココ!

音作りはギターを弾いた瞬間からアンプやスピーカーによって音が出力され、耳に届くまでの間のすべてが影響してくる。

ピックは硬さと形状により音が変わる。そのため、ピック選びは弾きやすさと音作りの両面から選ぶと良い。

エレキギターの弦は、弦の種類、ゲージ、サビ具合により音質が大きく変わる。
特に弦が錆びてくると、音質が著しく劣化するため、定期的に換えるのはもちろん、ライブやレコーディングといった本番前には必ず交換しよう。

良いシールドとは「元の音を全く変化させずに、出力する」もの。
メーカーやシールドの長さで音質の劣化具合は変わってくる。
不必要に長いシールドを使っている場合は、シールドの構成を見直そう。




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