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演奏技術編6日目:感情を表現しよう!リフやギターソロの上達の秘訣 -前編-
ギターソロやリフは、ギタリストにとって一番注目を浴びる場面でもあり、自分をアピールするシーンですね。
だけど、そんな自分を表現するギターソロなのに、実は感情がこもってなくて、機械的・・・なんてことはありませんか?
今回は感情を込めたギターソロを弾くコツと上達・練習の方法を紹介します。
実は難しいエモーショナルなギターソロ
一番、ギタリストとしての自分を表現するはずのギターソロだけど、感情を煽るように、俗にいう「歌っている」ように聴こえるギターソロを弾くのは実はとても難しいのです。
・・・正直、アルペジオやバッキングよりも遥かに。
だからこそ、他のギタリストとの差をつけられるチャンスでもあります。
機械的になってしまう2つの要因
ギターソロが機械的になってしまうのは、大きく2つの要因があると思います。
1つは「メロディを譜面通り弾くことに固執してしまうこと」。もう2つは「ギターソロで使用するギターの音作り」です。
メロディをキレイに正確に弾くことに固執してしまう
ギターソロは確かに腕の見せ所です。
一方で用意された難しいギターソロを弾くことに価値がある、、、そんな風潮があります。
それはそれで凄いので、否定する気は全くなく、賞賛されるべきだと思います。
しかし、それは「速弾きをキレイに弾くこと」にウエイトが置かれることが多いです。
より速いフレーズを、より正確に、よりスマートに、より原作に近づけるように(コピーやカバーの場合)、、、とまさしく機械のように弾こうとしてしまいますね。
実はこれは大きな落とし穴です。
ギターソロで使用するギターの音作り
またギターソロでは音作りも、エモーショナルに弾きづらいことへ影響を与えます。
ブーストスイッチなどを使われている方は、同意いただけるかもしれませんが、ギターソロで使う音は、それ以外のパートで使用している音よりも、「音量が大きく、歪んでいる」ケースが多いです。
ギターソロはギターを目立たせるためにあるので、音量が多いのは問題ないですが、より歪ませることでピッキングニュアンスなどをかき消してしまいます。
とはいえ、そういった音作りがギターソロにおいてはスタンダードになります。
2つの要因を前提としたうえでのプラスアルファがスタート地点!
とはいえ、上述した2つの要因は、ギターソロを弾く上での重要な基盤となります。
「正確に譜面通りに弾くこと」と「音量を大きくし、歪ませること」は前提条件であり、そこからが感情的にギターソロを演奏するスタート地点になります。
(とはいえ、クリーンギターのギターソロというのも面白いですね)
この講座のポイントはココ!
ギターソロは、ギタリストとしての自分をアピールする絶好の機会!
だけどギターソロを感情的に演奏するのはとても難しい。
ギターソロはついつい「速弾きをキレイに弾くこと」に傾倒しがち。
速弾きの技術は賞賛されるべきだけど、それが機械的なギターソロにつながりやすいのも事実。
ギターソロはギターを目立たせるため音量を大きくして、より歪せることが多い。
それ故にピッキングニュアンスが薄れてしまい、表情をつけるのが難しくなる。