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演奏技術編1日目:ピッキング技術はギターの基本
ギター・・・に限らず楽器は譜面通りに弾くのが最高の演奏ではないと思います。
またそれ以上に、「譜面通りに弾く」ことであっても、上手い人と初心者の方では大きな差が出てきます。
今回からは、ギターの演奏方法の基本をおさらいしつつ、一歩上の技術を身につけることを目標とした「演奏技術編」を掲載していきたいと思います。
ギター演奏の全てはピッキングから
ギター演奏は、全てピッキングから始まります。
指引き・ピック弾きという違いはあれど、フレットを押さえて弦を弾くことで音が出るようになっています。
ピッキング自体は非常に簡単な技術で、ギターをやったことがない人でも出来ます。
しかし、実はとても奥深い要素をたくさん含んでいるのです。
ピッキングに関連する要素とは
弦を弾くという単純な動作には一体どんな要素があるのでしょう。
自分が考える要素は大体以下のような要素だと思います。
- ピッキングの強弱
- アップピッキング/ダウンピッキング
- リズム
- フレットの押さえ方/離し方
ピッキングの強弱について
ピッキングの強弱については、シーンによって2つのパターンが求められます。
均一の強弱で弾くケースと、強弱に差をつけて弾くケースです。
どちらにしても、ただなんとなくそうなっているではなく、意図的にコントロールすることが重要です。
演奏の部分部分で、どちらのパターンが求められていくのかを考えましょう。
アップピッキング/ダウンピッキング
ピッキングにはアップピッキングとダウンピッキングがあります。
1曲を通して、どちらかしか使用しないということはほぼないです。
詳しくは後述しますが、リズムや強弱、弾きやすさ、疾走感といった部分において関わってきます。
リズム
同じ8ビートを刻んでいても、細かく聴くとズレていたりします。
上手いギタリストはリズムに関してとても敏感で正確です。
フレットの押さえ方/離し方
フレットの押さえること、離すこともプレイヤーの技術により大きく差が出ます。
運指がスムーズな人ほど、音の鳴っている時間が長いため、なめらかな演奏に聴こえます。
うまいギタリストほど、長く押さえる、短く押さえるをシーンに応じてうまく使い分けています。
ピッキングでギタリストの実力の大半は決まる
以上、ざっと挙げていきましたが、この部分を突き詰めるか、特に気にせず弾いているかでギタリストとしての実力の大半は決まるといっても過言ではありません。
早弾きや特殊な技術にハマるのも良いですが、基礎となる部分をおろそかにしないように、日々練習を頑張ってくださいね。
なんといっても、ギターというのは、「弦を指で押さえて弾く」という単純作業の楽器ですが、その作業の中にとんでもない深みがあります。
せっかくエレキギターを弾いているのですから、その深みを突き詰めていくと、ギターはもっと楽しくなりますよ。
この講座のポイントはココ!
ギター演奏はフレットを押さえて弦を弾くこと。
そんな非常に簡単な動作の中に、とんでもない深みがある。
ピッキングの強弱については、均一の強弱で弾くケースと、強弱に差をつけて弾くケースがある。
状況によって意図的に使い分けよう。
ストロークやリズム、フレットの押さえ方/離し方についても、うまい人は細かいところにまで気を使っている。
この部分を突き詰めるか、特に気にせず弾いているかでギタリストとしての実力の大半は決まるといっても過言ではない。