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93日目:バンドのライブでお客さんを増やす努力をしよう
突然だけど、理結ちゃん。
多くのバンドマンにとって、一番モチベーションの上がる出来事ってなんだと思う?
うーん・・・。 やっぱりバンドのファンが増えることでしょうか。
その通り。
その中でも一番目に見えて分かりやすいのは、ライブに来てくれるお客さんが増えて、ライブハウスの客席がいっぱいになることだね。
多くのバンドマンにとって、これほどバンドマン冥利に尽きることはないと思う。
そうですね!
でも、お客さんを呼ぶのってすっごい大変なんですよね。。。
お客さんを増やすというのは、バンドマンだけではなく、商売に関わる全ての人にとっての永遠の至上命題。
とんでもなく難しいことだけど、今回はそれのために出来る努力について考えてみようか。
お客さんを増やすには、勇気とアイディアが必要
お客さんを増やすことはとても大変だ。
そんな困難なミッションを成し遂げるためにまず必要なものはなんだろうか。
それは、勇気とアイディアだ。
勇気とアイディアですか。
お客さんを増やすためには、自分のバンドの魅力を売り込んで、それをお客さん候補に鮮烈に伝えなければならない。
そのためにはいろんなことを考えて、それを実行に移すエネルギーが求められる。
多くの人はなるべく楽をしたいとか、受け身でいたいとなりがちだ。
どれだけ、バンドのために頑張れるか、それが大切なんだ。
友達をお客さんとして呼ぶには限界がある
でも私、ライブをやる際には友達に頑張って声をかけてますよ!
バンドマンが真っ先に思いつく集客経路・・・それが友達、家族、同僚をはじめとする「知り合い」だね。
でも理結ちゃん、声をかけた友達はみんな来てくれたかな?
いえ・・・ほとんどが来れないか、返信も返してくれないかで、来てくれたのは・・・大体10%くらいですね。
10%も来てくれただけでも御の字だね。
しかし、これで分かるように「知り合い」であっても来てくれるのはその中でもわずか。
それも最初は顔見せや興味本位で来てくれるかもしれないけど、それが継続してくれる人は何%だろうか。
普通の人なら、リピーターになってくれる友達はせいぜい数人だろう。
よく考えたら、もし10%の人が来てくれたとしても、100人呼ぶとしたら1000人も知り合いがいないといけないですね。。
実際問題そんなに知り合いがいる人なんてまずいないから、友達とかをお客さんとして呼ぶには限界がありますね。
そうだね。
もちろん、大事な存在であることには間違いないけどね。
他人のお客さんを増やす方法を考えよう
バンドのお客さんを増やすために大切なことは、お客さん候補の数、つまり母数をとにかく増やすこと。
そこで重要なことが、自分に接点のない他人のお客さんを増やすことだ。
面識のない人をお客さんにする・・・ですか?
もちろん、友達とかに比べたら、ライブに来てくれたり、音源を購入してくれたりする可能性が低いだろう。
それでも、母数となる人数が増えていけば、バンドのお客さんの総数は増えるということは確かだ。
知らない人に自分たちの音楽を伝えるには一体、どういう手段があるだろうか。
う~ん。。。
路上で弾き語りとかしますか?
あ、それともライブ直前に通行人にビラ配りでもしましょうか。
それともライブ後に別のバンドを見に来たお客さんにアンケートを渡すとか・・・。。
今理結ちゃんが挙げた方法というのは、よく聞く方法だね。
だけど、それで効果が上がるかというのはバンドによっても、時期や場所、タイミングなどで様々だから正直分からない。
お客さんを増やす方法に正解も不正解もない。
あるのは、お客さんが増えたかどうかという結果だけだ。
他人のお客さんを増やすには、相手に興味を持ってくれるのを待つのではなく、興味を持たせるような仕組みづくりが必要だ。
お客さんになり得るような人が集まっている場所を見つけ、そして自発的に行動を起こしていく必要がある。
自分がお客さんならという視点を持とう
う~ん・・・お客さんを増やすという行動は非常に難しいですね。。
もし、興味を持ってくれた人がいたとしても、その人の記憶に残るような継続的なアプローチも必要になりますね。
そりゃ、お客さんの開拓はバンドで一番難しいことと言っても過言じゃないよ。
でも今の時代は、さっき理結ちゃんが言っていたアナログな方法だけじゃなく、動画や音源配信、SNSなどメディア環境も整っている。
大切なことは、自分がお客さん側だったら、どんな集客のやり方に惹かれるかという視点に立って考えることだと思うんだ。
自分のバンドの魅力がいかにダイレクトに伝わり、ファンになりたくなるような仕掛けを考えるように頑張ってみてほしい。
◆まとめ
今回の講座『バンドのライブでお客さんを増やす努力をしよう』
- お客さんを増やすには、方法を考え、それを実行する行動力が必要だ。それはとても勇気のいる大変なミッションだ。
- 友達や知り合いというのはライブのお客さんとして最初の集客経路だ。しかし、お客さんを増やしていくならば、それだけでは限界がある。
- 面識のない他人のお客さんを増やすことはとてもむずかしいけど、それがうまくいけばお客さんの母数が大幅に増える。
- どの集客方法がうまくいくかは、バンドや状況によって様々だ。大切なことは自分がお客さん側だったらどんな方法に興味を持つかを考えること。