15日目:ライブハウス出演の流れ
ライブハウスの出演が決定するまでの流れ・手続きを紹介します。
初めてのライブだと分からないことだらけで不安でいっぱいかもしれないけど、実際に話してみると優しい方が多いので頑張って勇気を出して頑張ってみましょう。
本講座は特にこんな人におすすめ
- ライブハウス出演の流れを知りたい方
- ライブ出演を考えている方
こんにちは、ハルさん。
前回、ライブする方法はいろいろ分かったのですが、
実際にライブハウスに出演するのはどういう流れなんですか?
それはライブをする方法やライブハウスによって様々。
だから一概には言えないけど大体以下のような流れかな。
ライブ出演までの流れ
①ライブ主催者(ライブハウスのスタッフさん、イベンターさん、主催する友達)に連絡する
②日程を確認する
③バンドの音源を提出する(友達のライブでは不要なことが多い)
④ライブ出演が決定する
⑤事前に決起集会といった感じで出演者の顔合わせがある(友達のライブの場合。他の方法だとあまりない)
⑥ライブ当日を迎える!
けっこう出演までの道のりは長いんですね。
いや、やってみると全然そんなことなくて、トントン拍子で進んでいくよ。
ライブ主催者に連絡する
多分、これが一番敷居が高いかな。
友達ならいいんだけど、ライブハウスのスタッフさんやイベンターさんに連絡取る時は今でもやっぱり不安だよ。
自分もライブ主催者さんは知らないし、向こうもこっちのことは知らないですもんね。
だから友達のライブとかで出演したライブハウスではスタッフさんに元気よく挨拶したり、 あまり忙しくなさそうな時にいろいろ話しかけたりして、仲良くなっていくと連絡も取りやすいね。
大分、仲良くしてもらえるようになると、向こうの方から「ライブ出ませんか?」って言ってくれることもある。
話しかけにくいかもしれないけど、すごいいい人が多いし。
やっぱり音楽が好きな人が集まっている訳だしね。
ほんとですか!
それはすごい嬉しいですね。
なお、ライブハウスのスタッフさんに連絡する時は、その日のライブ本番中は避けた方が無難だね。
電話に出れないこともあるだろうし、いろいろと忙しいはずだからね。
日中とかその日のライブ終わった後とかがいいかな。
日程を確認する
そうしたら、いつ頃にライブするかという話になるから、 曜日とか時期とかこちらの希望を伝えておこう。
こちらから希望とか言っても大丈夫なんですか?
そりゃ、こちらにもライブ出れない日程ってのがあるからね。
社会人なら基本的に平日出れないしね。
それでもしダメとかなったらまたの機会にするか、別のライブハウスにすればいいし。
バンドの音源を提出する
あとブッキングライブとかの場合は、音源を提出する必要があるケースが結構あるね。
音源ですか…。 でも私CDなんか作ったことないですよ。
そんな大げさなものは必要ないよ。
普段のスタジオ練習を録音した程度のものがいい。
出来れば数曲入りでね。
え、そんなんでいいんですか。
ライブハウスとかがここで知りたいのは、
- バンドのジャンル
- バンドの構成
- どの程度の力量か
というような情報だよ。
だから、逆に販売しているようなCDだと編集出来てしまうから、アテにならない。
編集とかしてても、ライブハウスのスタッフさんとかはそういうの見抜いちゃうからね。
ライブ出演が決定する
そしたらめでたくライブ出演が決定するよ。
そうなったら、あとは頑張って練習するだけですね!
練習はもちろん大事だけど、お客さんを呼んだりいろいろやることがあるよ。
- 曲の完成度の底上げ
- ライブ出演時間を考慮した上でのライブの進行
- ホームページがある場合には、ホームページの更新
- フライヤーなどの作成
- お客さんを呼ぶ
とりあえず細かいことはいずれ話すね。
決起集会に参加する
友達が企画したライブだったりイベンターさんが企画するイベントの場合、
事前に決起集会といった感じの顔合わせがある。
大抵、打ち合わせみたいに行うか飲み会を行うかだ。
なんだか事前に会えるとモチベーションあがりますね。
そうだね。
こういった顔合わせにはなるべくメンバー全員で参加しよう。
主催者から「やる気があるな」と思われるし、
当日のイベントの雰囲気に少しでも慣れておきたい。
分かりましたー!
あとはなるべくいろんなバンドの人と話をして、 自分のバンドのことを覚えてもらい、自分も共演者の人達を覚えていこう。
事前に仲良くなれる機会があるのは非常に大きい意味がある。
ライブもきっとやりやすくなるから、勇気をもって頑張ろう!
ライブ当日を迎える
そしたら、あとはライブ当日を迎えるだけだ。
体力面・精神面のコンディションを整えて、すっきりとした気持ちで向かおう。
やっぱり当日にスタジオ入りして練習した方がいいですか?
それはバンドによるかな。
ただし、やるにしても軽めにとどめておいた方が無難だね。
ボーカルの声が枯れてしまっては元も子もないし、心身ともに疲れた状態で本番を迎えるのは良くないからね。
とりあえずライブ本番はやり残すことがないように今自分が出来る全力を出し切ろう。
そうしたら、満足できる部分と納得できなかった部分が出てきて、また次につながる。
わっかりましたー♪
ではライブも近づいていることだし、頑張りましょう!
◆まとめ
今回の講座『ライブハウス出演の流れ』
- 勇気を出して、ライブハウスやイベンターに連絡してライブ出演を決めよう
- ライブ前の決起集会にはなるべく参加して、他の出演者と仲良くなろう
- ライブ当日は万全のコンディションを整えて、すっきりとした気持ちで向かおう