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107日目:バンドマンのエゴサーチは自己満足以外の意味はない?
ハルさん、私たちのバンドも結構長く活動してきたじゃないですか。
そうだね。
実際、うちのバンドってインターネット上ではどんな評判なんでしょうか。
ちょっと調べてみたいと思います。
いわゆエゴサーチだね。
エゴサーチ?
エゴサーチとは?
エゴサーチとは、一言で言えばインターネットで自分のことを調べることだね。
自分の本名やニックネーム、ハンドルネームなど・・・バンドマンにとっては、アーティスト名・バンド名を、GoogleやYahooといった検索エンジンで調べることだよ。
誰かのウェブサイトやブログ、SNSといった各メディアで自分たちの名前が掲載されていえば、それが検索エンジンに引っかかって、検索結果に表示されるんだ。
自分の評判はとても気になる?
人間誰しも・・・とは言わないけど多くの人が自分という存在が世の中でどのように評価されているのか、評判になっているのかはとても気になるものだね。
特にバンドマンというのは、他人に評価・支持されてナンボな存在なんだから尚更だね。
なるほど!
では早速、バンド名でエゴサーチしてみます!
(現実を受け入れるには、強いメンタルが必要だけどね笑)
え? 今何か言いました?
いや、なんでもないよ。
(それもまた経験か・・・)
称賛された情報は本当に嬉しい
エゴサーチしてみると、自分のバンド名・アーティスト名が検索結果にいろいろと表示されていることがある。
その中で、中には自分達の音楽やパフォーマンス、存在が称賛されていることもある。
それは本当にうれしいですね。
まさしくバンドマン冥利に尽きるよね。
動画投稿サイトなどのコメント欄に記載されていることもあるし、SNSでつぶやかれていることもある。
特に意義深いのは、誰かがブログの記事にしてくれていること。
自分達のバンドを誉めるためにわざわざブログを書いてくれたということに感謝し、気を引き締めてバンド活動を進めていきたいものだよね。
批判されているのは悲しい
良い評価をされることがあるということは、もちろんその反対のことも起こり得るとも言える。
つまりは自分達のバンドや音楽について批判的なことを書いている人もいるかもしれないということだ。
それはとても悲しいです。。。
それはその通りだけど、悪い評価を書く人というのは、そのほとんどが自分たちと会ったことはない、または一度どこかのライブでたまたま見かけたといった程度のごく浅い関係性の人がほとんどだよ。
人間というのは直接交流がある人に対しては悪態はつけないけど、交流が無かったり、インターネット上で匿名を使えるサイト上では、否定的になりやすい。
特に音楽好きはね。
そういえばこの前に自分達がアップロードしたコピーバンドの演奏動画も低評価の嵐でしたね。
ライブを見に来てくれた人は「良かったよ」って言ってくれたのに。
そういうことだね。
アンチもお客さんの一人
とはいえ、「わざわざ」動画やコンテンツを見て「低評価をつけてくれた」のだから、そんなに悪いことでもない。
自分のバンドに時間を使ってくれたというのは事実なのだから。
確かにそうですね。
アンチの人もお客さんの一人だとして、それが自分達の評価として受け止めろということですね。
他に低評価が少ないバンドが存在している以上、自分たちのバンドは知らない人に好意的に受け止められる何かが足りないということでもある。
また、誰かがアクションを起こしてくれているということは、バンドの露出・広報という目線においては、一定の成果も残しているという意味だ。
話題に挙がらないのは一番悲しい
一番悲しいのは、エゴサーチしてみても自分たちのサイトやブログしか検索結果に表示されたなかったり、投稿した動画に何も評価がついていない、またはほとんど再生されていないことだと自分は思うよ。
全く、話題にも挙がっていないということだからね。
うぅ・・・確かに。。
ただ、恐らく多くのアマチュアバンドがそういう状況なんじゃないかな。
これは「①バンドの存在を世間にアピール出来ていない」「②自分たちのオリジナリティに引っかかる部分がない」というのが大きな理由だと思う。
そのため、バンドの営業戦略を見直さなければならないし、自分たちの音楽をどんな音楽にするのかももっと突き詰めて考えた方が良いということでもある。
ハルさん、ポジティブ過ぎますよ(笑)
エゴサーチを自己満とするかは自分次第
エゴサーチをする時というのは「自分のバンド・存在が話題になっていないかな」とワクワク・ドキドキした気持ちで行うことが多いと思う。
言ってみれば、それは自己顕示欲と承認欲求の現れであり、ただの自己満足でもある。
それ自体は何も悪いことでもないし、自分だってついついしてしまう。
とはいえ、せっかくエゴサーチするのであれば、世間の評判を受け止め、どうすればバンドがもっと脚光を浴びるのかを考える良いきっかけ・分析のチャンスにしてしまった方が良いと思うんだ。
結果に一喜一憂するのではなく、結果を活かしてバンド活動に活かしていこうということですね!
◆まとめ
今回の講座『バンドマンのエゴサーチは自己満足以外の意味はない?』
- エゴサーチとは、インターネットで自分のことを調べること。誰かのウェブサイトやブログ、SNSで話題にしていれば検索結果に表示される。
- バンドマンというのは、他人に評価・支持されてナンボな存在なんだから自分の評判はとても気になる。それが称賛ならこれほど嬉しいことはない。
- 批判されているのは悲しいが、それは自分たちのバンドに何かが足りないということでもある。アンチもお客さんのうちと前向きに捉えよう。
- 一番悲しいのは話題にも上っていないこと。それは「バンドの存在をアピールできていない」または「話題にするまでもない」と判断されているということ。