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45日目:もう決めた?レコーディングの理由・目的
バンド活動が軌道に乗ってくると、オリジナルバンドの場合、大抵一度は出るのが「レコーディング」の話だね。
CDとか音源を作ろうとか。
なんかレコーディングとかCD作成っていうと、急にプロっぽいというか、すごいバンドって感じがしてきますね。
でもなんか大変だし、お金もかかりそうですね。。。
確かにそういう印象はあるね。
実際、技術や経験もある程度は必要になってくるし。
今回からはレコーディングについて、触れていきたいと思う。
レコーディングはとても大変
レコーディングをするってなると、何が大変だと思う?
前にスタジオの張り紙で見たんですけど、やっぱり結構お金もかかりますよ。
楽器は楽器でミス無く演奏しなきゃいけないし、ボーカルも音程とか声量に気をつけてしっかり歌いきらないといけないんですよね?
そうだね。
理結ちゃんの言うように、レコーディングを行うのはとっても大変なんだ。
だから、バンド立ち上げ当初ではなく、軌道に乗ってきた時にやることが多いけど、プロを目指しているバンドであれば、立ち上げ時に作ってしまうことも珍しくない。
軌道に乗らせるために敢えて最初に作ったり、軌道に乗るまでの時間が惜しいってことも多いからね。
レコーディングする目的・理由を考えよう
さて、お金もかかるしいろいろと大変なレコーディング。
でもなんでことはわざわざするのかな?
レコーディングの目的・理由って何だと思う?
えー。。・・・売るため?
そういう理由もあるけど、だいぶ抽象的だよね。
実際のバンドでもそうだけど、「そろそろCD作りたいねー」「そうだねー」といったぼんやりした感じでレコーディングに至ってしまうことも少ないない。
でも実際、作ろうとしたら想像以上に、お金も労力も使って、「で、これどうするんだっけ?」と呆然とすることもある。
またそんなぼんやりとした状態では、モチベーションも上がらず自分たちの力を存分に発揮した音源など作ることは難しい。
それはきついですね。。
今後のバンドのモチベーションにも影響しそうです。
そう。
だから、レコーディングしようかなと思ったら、その目的・理由を出来るだけ具体的に考えた方がよい。
「商品として売って行きたい」「バンドの名刺代わりとして使いたい」「思い出作りに」といったようにバンドによって理由はさまざまだと思う。
どんな理由でも構わないけど、「ただなんとなくそんな雰囲気だから」というように気が付けば流れに任せて作っていた、、、なんてことはないようにしたいね。
レコーディング後の活用方法も具体的に考えよう
また、レコーディングをする理由や目的以上に重要なのが、「レコーディング後の活用方法」だ。
CDとして作成して販売するのか、動画も取って、PVとして公開するというのが主な利用方法だとは思うけど、問題はその先だ。
その先ですか・・・。
CDとして売る以上は、価格設定やプレス枚数、販売経路、パッケージデザインやクレジット、トラック構成など決めなくてはいけないことは山程ある。
PVとして公開する場合も、ただ公開して終わりなのか、TwitterなどのSNSやメルマガ登録などに結び付けて、大事な顧客として活用するのかで、やり方も大きく変わってくる。
それにそもそも動画を作ることは実は技術的にも労力的にもすごい苦労することだということは頭に入れておこう。
確かに、CDとか無料デモCDとするか、普通に販売用CDにするかでも、やり方は大きく変わってきますもんね。
その通り。
細かい話は今後していきたいと思うけど、レコーディングする前には「理由・目的・活用方法」についてバンド全体でしっかりと考えることが重要だよ。
レコーディングしたことで、燃え尽き症候群になって、次に何すればいいのか分からなくなったなんてことがないように。
あくまで、レコーディングはスタートであり、途中経過であり、決してゴールではないことを認識しておこう。
◆まとめ
今回の講座『もう決めた?レコーディングの理由・目的』
- レコーディングはお金もかかるし技術や労力も多々必要な大変な作業である
- レコーディングの理由や目的はバンドによって様々。なんとなく流れや雰囲気でレコーディングを行うのではなく、なるべく具体的に考えよう。
- 明確な理由・目的などを決めておかないと作ってから「これどうするの?」と茫然となる。また質の高い作品は質の高いモチベーションからしか生まれない。
- レコーディングが終わった後の音源の活用方法は、より具体的に考えておく必要がある。レコーディングはゴールではなく、スタートなのだから。