82日目：サポートメンバーを募集してバンド活動を進めよう！

バンド活動において、あるパートが見つからなかったり、抜けてしまったりしてしまうことはよくあるね。 そんな時にバンド活動を止めずに進めるにはどうしたらよいかな？

正規のバンドメンバーを見つけるよりも、サポートメンバーを募集して見つける方が敷居が低いことが多いし、バンド活動のスピード感をあまり落とさずに活動を継続できるのが魅力だね。 バンドメンバー探しで苦戦している人はサポートメンバー募集も視野に入れておこう。

サポートメンバーというのは、バンドメンバーのような親しい間柄であるとは限らない。 欠けたパートの演奏部分を補充するという意味合いもあり、ビジネスライクのような割り切ったドライな関係であることが少なくない。

そうかもしれないね。 ただ、それはそれでやりやすい面もある。 お互い適度な緊張感を持つことで、バンド活動がスムーズに進むこともあるし、正規メンバーが見つかった時にもトラブルなく入れ替えがしやすい。

サポートメンバーというのは普通のバンドメンバー募集とちょっと違った点がある。 探したり、募集したりする際にはちょっと注意が必要だ。

サポートメンバーというのはあくまで演奏の補充という意味合いが強いため、スタジオ代やライブ代などはバンド側が負担するものと考える人も多い。 実際、サポートするというのはそのバンドのためであり、そのために交通費や時間を使って、更にスタジオ代やライブ代も払うのはどうか・・・という考えは至極真っ当だと思う。

そうだね。 基本的に詰める内容は以下の通りだと思う。

サポートするにあたり、その報酬を求める人はいるし、それを収入の一部にしている人もいる。もちろんあくまで経験を積みたいから、ヘルプ代はいらない・・・という人もね。 それはサポートで入る人次第。 お金の問題はトラブルになるリスクが非常に高いので、しっかりとお互いが確認しておこう。

バンドにヘルプで加入する人というのは期間を限定していることもある。 いつからいつまで加入が可能なのかを確認しておかないと、大きなライブの時には期限が切れているということもあるので注意が必要だ。 ちなみにこれは重要な契約事項であるため、「あと少しならいいじゃん」といったなあなあな考えはトラブルの元になる。

まずはサポートで入ってもらって、良さげであれば正規メンバーとして迎え入れるという募集の仕方をすることもあるかもしれない。 その場合は、サポートの人に事前に伝えておく・・・というか募集の時点でそれは公開しておこう。 それによってお金の問題も取り組み方も変わってきて、サポート加入の有無が変わってくるはずだ。

正規メンバーへの転身が前提なのか、それとも可能性の問題なのか、サポート限定での募集なのか。 しっかりと事前に伝えておこう。

サポート・ヘルプに入ってもらう時に、お金をバンド側が負担している時にありがちなのが、お金を「出してやっている」という上から目線の意識だ。 しかし、サポート・ヘルプといった言葉の意味が示す通り、サポートメンバーがいなくて困るのは他でもない自分達なんだ。 サポートしてくれているからバンド活動を進められるという意識を持つことが大切だね。

お互いが対等な関係であるということを忘れずに、感謝と敬意を持つことで、お互いが気持ちよく音楽をすることが出来、それがバンドとしてのパフォーマンスにも表れる。